常総市での活動報告


2015年9月19日より10月23日まで活動いたしました、茨城県常総市における活動報告です。ご参照ください。

【2015年10月25日】


災プロの調査(9/25現在)により、

開院を確認し、掲載に同意いただいた常総市の鍼灸・マッサージ治療院リストを

これまで活動した3つの避難所(石下総合体育館、菅生公民館、あすなろの里)および

常総市災害ボランティアセンターに掲示してもらうよう依頼、

いずれもご快諾をいただきました。


この、地元の治療院紹介は避難所での活動時から配布しており、

治療させて頂いた大多数の“初めて鍼を受けた”という方の中には

「鍼がこんなに良いものとは知らなかった」と

進んで地元治療院リストを持ち帰られる方もいらっしゃいました。


災プロの治療を受けられた方が、

地元の治療院を受診され、健康を守っていただければ幸いです。


なお、10月3日の活動報告の中にありますように、

常総市内で被災の確認されています2つの治療院、医院へは、

災プロのボランティア活動のためにセイリン様やせんねん灸(セネファ)様から

頂いておりました支援物資のうち、未開封のものを全て寄付しております。

一日も早く通常診療を開始できることをお祈りしています。

 

以下、上記の市内各所に掲載しておりますリストです。

【2015年10月23日】


〈治療者〉3名


〈患者数〉職員5名


〈活動状況〉水海道公民館 18:00~21:15


〈連絡事項〉

・今日は全員が再診でした。

・夕方は、実地調査から帰って来たと思われる方々が集中した時間帯を除き、

 今までになく静かで職員さんが少なかったです。

・活動誤の片づけ終了時点(22時前)で全ての事務スペースに明かりが灯り、

 残っている職員は忙しそうでしたが、残業されている方の人数は大幅に減っていました。

・「認定された罹災規模に対して不服申し立てをしている被災者の家ばかりを1日中訪ね歩く」という

 仕事の職員さんが受診されましたが、緊張状態が続き、疲労を訴えておられました。

・罹災証明の発行はめどがついたが、不服申し立てへの対応に「タフな性格の職員が疲れ果てていた」

・10/17~22ののべ受診者23名のうち、血圧異常が見られたのは12名(52.1%)でした。

 受診された方の所属部署の偏りが影響している可能性はありますが、先週と比べ下がっています。

・10月24日より他課からの応援職員が漸減されていく。

・10/25(日)は休みをとれる。

・活動開始当初から参加してくださっているつくば技大のM先生が見えられた。


本日をもって現地活動は終了。活動をつくば市のK先生を始めとした県内の先生へ引き継ぐ。




【2015年10月22日】


〈治療者〉3名


〈患者数〉職員4名


〈活動状況〉水海道公民館 19:30~21:20


〈連絡事項〉

・茨城県鍼灸師会のY先生が20時~参加してくださった。




【2015年10月21日】


〈治療者〉2名


〈患者数〉職員6名


〈活動状況〉水海道公民館 19:10~21:20


〈連絡事項〉

・設営準備中より治療希望の方がみえて、21時前までほぼ途切れずに職員の方々いらっしゃいました。

・本日はバイタルに目立った異常のある方はいませんでした。

・忙しい部署とそうでない部署との差が出てきている様子。

 本日来られた方々は余裕が出てきた部署の可能性もあるか、要確認。

・茨城県鍼灸マッサージ師会のS先生が参加してくださった。



【2015年10月20日】


〈治療者〉3名


〈患者数〉職員4名


〈活動状況〉水海道公民館 19:30~21:30


〈連絡事項〉

・21時半に片付け、階下に降りると公民館入って右手の広い部屋は既に暗く、

 左手のラウンジのような部屋での作業だけになっていました。

 当然、人数も減っていました。

・つくば技大の卒業生の先生が参加してくださった。

・治療対象の課の中に、激務による体調不良のため職場に来られない職員がいらした。

・まだ高血圧の方はいらっしゃった。

 

 

【2015年10月18日】


〈治療者〉3名


〈患者数〉職員4名(うち1名は血圧測定のみ)


〈活動状況〉水海道公民館 19:30~21:30


〈連絡事項〉

・継続して高血圧の方に、内科受診を勧めた。

・初診の方、治療中寝ていたのですが、呼吸が止まっている様な感じを受けた。

 SASを疑うも経過観察。カルテに記載したので後任の方、よろしくお願いします。




【2015年10月17日】


〈治療者〉3名


〈患者数〉職員4名


〈活動状況〉水海道公民館 19:30~21:30


〈連絡事項〉

・技大M先生が助産師会の仕事(助産師さんでもあります)の帰りに立ち寄り、前半を手伝ってくれました。

・つくば市K先生が今日の準備と打ち合せのために後半に来てくださいました。

・新患さん1人、再診3人という内訳でしたが、再診の方はみなさん 日中は被災した個所を歩き回っての

 実査に当たり、下腿の愁訴をお持ちでした。

 

【2015年10月16日】


〈治療者〉2名


〈患者数〉職員4名(うち1名は血圧測定のみ)


〈活動状況〉水海道公民館 19:30~21:30


〈連絡事項〉

・担当2課の水海道公民館からの作業場所の引越しは10/23または24を予定。

・職員の業務状況は多忙。朝8時前に登庁し夜10時過ぎまで帰れない。今週も土日も開庁。

・業務がいつ落ち着くか、現時点ではかまったく分からない。(担当課長談)

・10/9,10,13,14の受診者のバイタルデータ16名のうち、62.5%に高血圧状態がみられる。

・茨城県鍼灸マッサージ師会のS先生が参加してくださった。

 

 

【2015年10月14日】


〈治療者〉2名


〈患者数〉職員5名


〈活動状況〉水海道公民館 19:30~21:30


〈連絡事項〉

・高血圧が持続する患者さんあり。若年層でも血圧の高い人がいる。

・活動詳細

 19:00~19:30 折り畳みベッドやカルテなどの準備

 19:30~21:30 治療

 21:30~22:00 記録、連絡ノート記入、掃除

茨城県鍼灸マッサージ師会のS先生が参加してくださった。



 

 

【2015年10月10日】


〈治療者〉3名


〈患者数〉職員7名


〈活動状況〉水海道公民館 17:30~21:00


〈連絡事項〉

・相変わらず、職員の方々は業務に忙殺されています。

・県、県内自治体から多少の応援が来ているようですが、

 やはり大規模応援や県外自治体からの応援は無いようです。

・「この辺り(水海道)は水が引いてだんだん元の生活に戻れるだろうが、

  堤防決壊したエリアの状況は深刻」

 「避難所に入らず家の2階などで自主避難している人もいるので、

  その現状を把握してまわらなくてはいけない」

 など、我々の目が届かない話も伺いました。

・受診される方には依然として高血圧の方がおられました。




【2015年10月9日】

〈治療者〉1名

〈患者数〉職員3名

〈活動状況〉水海道公民館 17:30~22:00

〈連絡事項〉
・職員さんは忙しく、おいそれと声を掛けられないような雰囲気。
・過去3回の活動での受診者のうち、60%に血圧の異常か異常の徴候がみられる。
・東日本大震災時の宮城県市町におけるような、他自治体からの応援は見かけない。


【2015年10月8日】

〈治療者〉4名
 
〈患者数〉職員7名

〈活動状況〉 水海道公民館  17:30~22:30

〈連絡事項〉
・業務が忙しく、活動時間終盤になって一気に受診希望者が来る。
・災プロベッド1台、S先生持参のベッド2台、K先生持参のベッド1台、合計4床での活動となった。
・筑波技術大学の方が3名、参加してくださった。


 

【2015年10月6日】


〈治療者〉2名

〈患者数 〉職員3名

〈活動状況〉17:30〜21:30 水海道公民館

〈連絡事項〉

今日は部署のトラブルも重なり職員の方々が特に忙しい日となったため、
 20:30まで利用者がなく、終了予定時刻を越えてから3名治療した。
・その日の状況で利用状況が異なるのはままあることだが、調整をこころがけたい。
・前日、担当してくださった高齢福祉課の職員さんが不在であり、声掛けも難しかったことも一因
・明日の活動は人員不足のためにお休み
・明後日以降の3日間は高齢福祉課の職員さんが直接、声かけをしてくださる予定
・茨城県鍼灸師会のH先生が参加してくださった。



【2015年10月5日】

〈治療者〉5名

〈患者数 〉19名 (避難者11名、職員8名)

〈活動状況〉
17:00~22:00  石下総合体育館 (避難者11名、職員3名)
18:00~21:00 水海道公民館 (職員5名)

〈医療連携〉

石下総合体育館
・カゼ症状で14歳の女の子の発熱を夜勤看護師さんへ報告
・保健室の看護師さんへ災プロ撤収のご挨拶

水海道公民館
・職員の体調報告は人事課へ。報告先として、保健センターも検討中。


〈地元治療院支援〉

営業を再開している地元治療院のうち、
直接了解のとれた店舗の一覧を以下の各所へ
直接掲示、または掲示をしてくださる職員さんへ手渡し、
もしくは利用者の方が自由に持っていけるように配置しました。

・常総市社会福祉協議会
・あすなろの里
・菅生公民館
・石下総合体育館
・常総市役所


〈連絡事項〉

罹災証明を発行する部署の職員の疲労が依然として強いことが確認されたため、
 この施設のある水海道公民館での活動を10月10日(土)まで継続することを決定。

・水海道公民館での活動は急であり、
 人員不足を補うために地元師会などへ協力を仰いでいます。

・2011年の震災時に共に活動した柔道整復師の先生が、
 宮城県南三陸町の仮設住宅から駆けつけ、活動に参加してくださいました。

・石下総合体育館の常駐看護師さん、どちらも県内の病院からの派遣。
 支援活動は県内で行っていけるよう調整されている模様。

・鍼灸受診希望の患者さんがほとんど。これまでの鍼灸治療の成果。

・茨城県鍼灸師会の先生が石下総合体育館を訪れてくださり、副代表が挨拶。
 災プロ撤収後の体育館やあすなろの里での活動を検討されているとのこと

常総市ボラセン、本日10月5日、これまでの場所から

 常総市社会福祉協議会(茨城県常総市水海道天満町2472)へ引っ越し。


【2015年10月4日】

〈治療者〉3名

〈患者数 〉8名 (避難者7名、避難所内に居住しているボランティア1名)

〈活動状況〉17:00〜20:45  石下総合体育館

〈医療連携〉

・活動開始時、保健師さんより腰痛患者さんの治療依頼あり。
また、前日足の痛みを訴えていた方が鍼治療後にすたすた歩いているとの報告あり。

・避難所がいやで自宅2Fで過ごす高齢の父をみるために娘二人が交互に出入りしていることで避難者リストに加わっていなかった方々が、父を除く一家で治療を受けにいらしたことで把握され、状況を報告できた。

・DVT(深部静脈血栓症)の調査チームが入っていた。
災プロではマニュアルの中にDVTへの注意項目が入っている。

〈地元治療院支援〉
営業を再開している地元治療院のうち、直接了解のとれた店舗の一覧を

・常総市災害ボランティアセンター
・石下総合体育館

に掲示。

〈連絡事項〉

・「鍼治療で半年以上続いていた痛みが取れた」と、地元治療院案内を持って行かれた患者さんがいらした。
・避難者数:83名(うち13名が外国人)
・避難所の閉鎖時期は不明(今月いっぱいはあるのではと職員)
・10月15日をめどに市外の避難所を閉鎖、市内へ統合する。
・18:30に入浴のため、石下総合体育館からホットランド絹行きのバスが出る
・常総市ボラセン、10月5日に、これまでの場所から常総市社会福祉協議会(茨城県常総市水海道天満町2472)へ
 引っ越し。

・菅生公民館、職員へニーズの確認
→「新たな交代要員も加わり、休みも増えたので大丈夫です」。
・あすなろの里、職員へニーズの確認
→その場で夜勤職員に確認してくださり、同様に休めているので不要との返事。
・石下総合体育館、職員へニーズの確認
→家に帰ることができ、休みをとれるようになったので大丈夫です、とのこと。
・以上から職員支援は終了とする。


【2015年10月3日】

〈治療者〉2名

〈患者数〉7名(避難者6名 職員1名)

〈活動状況〉石下総合体育館 17:00〜22:30 

〈医療連携〉治療記録の受け渡し以外、特になし。

現地状況〉
昨日は新患さんが多かったが、今日は再診のみ。
シルバーウィークに受療した患者さんが、間を置いてまた来られるケースもありました。
夜になると昨日より更に閑散とした印象ですが、子供が増えたので、笑い声や走り回る音は聞こえ、今までより
賑やかではあります。

〈現地治療院支援〉
被災の確認されています以下の治療院、医院へ、災プロのボランティア活動のためにセイリン様やせんねん灸(セネファ)様から頂いていた物資支援のうち、災プロが4日・5日の活動に用いるものを除いた物資を全て寄付致しました。

1、加藤真砂子クリニック
被災により一旦休業。
患者さんが訪ねてくるので、片付けと並行しながら医科は診療再開。
「診療資機材は水没により全て揃え直さなければならないが、クリニックは何とか続けたい」
と話しておられました。
一般診療所ですが、院長の女医さんが希望者には鍼治療も行うとのこと。
鍼灸治療を取り入れていた麻酔科の医師と働いていたことがあり、ご自分も鍼治療を行うようになったそうです。

2、Y整骨院
 (実名を出して良いか確認がとれていないため、イニシャルにて掲載します。
了承を確認後、掲載予定です。)


【2015年10月2日】


〈治療者〉3名


〈患者数 〉8名 (避難者6名、ボランティア1名、血圧測定1名)


〈活動状況〉17:00〜20:45  石下総合体育館


〈医療連携〉


夜間駐在の看護協会チームと情報共有

 ・1名の患者さんの既往歴について、治療上必要な事項を共有。

 ・新患さん1名の血圧異常を報告。避難所統合により恐らく来たばかりの方で、

  保健チームのフォローリストには載っていない。リストに載せ翌朝再検診、モニターの予定に。

 ・血圧の高い患者さん1名の状況を報告した所、保健チームのフォロー対象だったため、

 それぞれの持っているデータ、情報を合わせ現状では大きな問題は無いと判断。

 ・治療を受けに来て高めの血圧だった患者1名を報告。「正規の避難者」でなく

  ボランティアとして滞在しているようで、簡単な背景情報、来歴を伝達。


〈連絡事項〉


・保健室再開室

なぜ夜間に看護協会チームがいたかというと、このため。

昼は県の保健チームが、夜は今まで通り看護協会チームが常駐。

いつまで常駐が続くかは不明。

避難者の健康状態の継続的フォローが無くなるという心配は、ひとまず無くなりました。


・避難者

数字上避難者数は増えているはずですが、閑散としていました。

水道の本開通(飲水可の水が出るようになる)が始まった様子。

本格的なライフライン再興により避難者は今後短期間で減少していくかもしれません。

ただ、人が入れ替わった分、子供がちらほらと目に付きますし、新患さんも増えています。


・職員

自宅にも帰れるようになり、職員さんの体調の改善が認められます。

本日は治療希望ありませんでした。

倍の数の避難者が居る「あすなろの里」の職員さん達の状態の確認が必要かもしれません。


・被災治療院

被災が確認されている、あるいは被災した可能性のある治療院のうち3件を訪ね、

被災状況を確認しました。

うち一件では、

「胸まで水に浸かって停電も長引いたが、患者さんが来るので診療は始めた。」

「地元の鍼灸院は大変だろうから、外から来て鍼灸治療をしてもらうのはありがたい」

とお話を伺いました。

 

 

 

 

【2015年9月30日】

〈治療者〉2名

〈患者数 〉11名 一般6名(うちボランティア2名)職員3名 血圧体温測定及び健康相談2名

〈活動状況〉
17:00~22:00  石下総合体育館

〈医療連携〉
・管理栄養士による栄養相談に、前回施術時に食事に苦労していたベジタリアンの外国人を紹介。相談実施。
 本人は、2日前にレンジが入り、自分で調理できるようになったので、楽になったとのこと。
・血圧測定のみで施術なし(カルテもなし)の方で災害前から服薬継続しているが、 血圧高く起床時にめまい感がある
とのことで、保健師さんへフォローをお願いした。

〈連絡事項〉
・ボランティアさんのカルテは、職員用でなく、避難者カルテ入れへ保管しました。
・血圧測定、相談のみの方を上記保健師さんへ報告。 
 施術なしで測定や相談だけの方も記録へ残す必要があるかもしれず、要検討。
・食事直後とのことで、受付終了間際に来た方をスケジュール的に難しい面もありお断りした。
・20時を過ぎると就寝される方もおり、施術時間の管理が難しい。
・又、ベットの移動が大変だろうとのご厚意で、職員さんの治療もブースで行ったが、遅い時間となり、
 居住スペースの方々に迷惑となる可能性がある。職員さん向けの時間と場所は要検討。



【2015年9月28日】

〈治療者〉 2名

〈患者数〉 8名 (避難者6名、職員1名、ボランティア1名)

〈活動状況〉
17:00~22:00 石下総合体育館

〈避難所状況〉
・避難者は101名
・石下地区避難所統合により増えた方は20名ほどにとどまる
・日中は自宅の片付けや仕事に出る人が多く、閑散としている
・毎日お昼過ぎに生活不活発病予防のためのシルバー体操が行われている
・鍼灸マッサージのニーズが増えるのは20時前後の日が続いている

〈連絡事項〉
・避難所運営側が用意してくださった鍼灸用の部屋ですが、避難所統合に伴って
 避難者である一家が入居したため、それ以前の体育館中央のスペースに戻りました。
・10月5日で撤収する旨を職員さんへ伝えました。

【2015年9月26日】


〈参加者〉5名

〈患者数〉26名(避難者22名 職員4名)

〈活動状況〉
・石下総合体育館(17:00〜22:00)
    避難者8名
    職員2名

・あすなろの里(20:00〜22:00)
    避難者10名
    ※うち1名、看護師に報告

・菅生公民館(20:00~21:30)
    避難者4名
    職員2名

 

〈医療連携〉
・9/24の報告の通り、石下総合体育館は常駐の医療職が撤収し、一日一回、巡回保健師(県内1名+県外1名)がいらっしゃるそうです。
・治療報告は翌日に巡回の保健師さんに渡るよう、活動終了時に職員へ渡すようにしました。
・治療スペースの外にいた折、施術は受けないけれども、と避難者の方より血圧を中心とした健康相談を数件受けました。常駐の医療職がいなくなり、不安な方もいる様子です。

〈避難所状況〉
・石下総合体育館での活動にあたり、専用の部屋ができました。
・避難所が統合されます。27日現在、以下の避難所が確認されています。
 
    石下地区:「石下総合体育館」へ統合(26日90名→27日140名予定)
  水海道地区:「あすなろの里」へ統合
  菅生公民館(26日16名)
    ふれあいの里

 など、市内は3~5か所に統合される予定。

〈連絡事項〉
・常総市ボランティアセンターより
炊き出しなどの場で行うリラクゼーションの人を集めたいとのことです。活動中、現場で見かけたら
090-8348-2950(常総市ボランティアセンター)へお電話いただけるようお願いします、とのことです。

・つくば災害マッサージボランティアグループ
https://www.facebook.com/groups/448670635334574/?fref=ts
をHPのリンク先へ加えました。
代表の小池さんが石下総合体育館を訪れてくださり、直接お話ができました。
主につくば市内の避難所で活動されており、災プロの活動マニュアルを参考にしてくださっている様子です。

【2015年9月24日】


<治療者>2名

<患者数>避難者10名、職員1名

<備考>
・保健室は9月25日で閉じられる(以後は保健師の巡回がある予定)
・資材は今まで通り置いて良いが、人が居なくなるので盗難のおそれがある。
→鍵のかかる部屋へ移動可。但し、集約避難所となった場合じゃまになるかもしれないので注意。
・カルテは運営職員さんへ預けた。
・保健室へは「お世話になりました」と挨拶した。
【2015年9月23日】

<参加者> 5名

<治療人数> 22名(避難者11名、職員11名)
・石下総合体育館 避難者11名、職員3名
常総市役所(茨城県鍼灸師会の活動を支援)4名(職員)
・あすなろの里 職員2名
・菅生公民館 職員2名

<活動スケジュール>
16:00~16:45 設営
17:00~23:00 石下総合体育館 2名で活動
18:00~20:15 常総市役所 2名派遣
21:00~22:00 あすなろの里 1名派遣
21:00~22:00 菅生公民館 1名派遣

<医療連携>
石下総合体育館の看護師より、避難所内の腰痛のおばあちゃんの治療依頼あり

<その他>
あすなろの里
0297-27-3481
避難者120名程度。9/24から職員の交代要員3増で気持ち的には落ち着く。食堂や風呂があり、避難所としての条件は良い。「また来てほしい」と要望あり。

菅生公民館
0297-27-2940

【2015年9月22日】

<参加者>3名

<患者数>
・石下総合体育館 7名(日本人1名 ブラジル人6名 職員さん0名)
常総市役所(茨城県鍼灸師会の活動を支援) 3名(職員)

<活動状況>
・再診患者さんが増えてきました。
・今日は子供の来院なし。
・職員さんは到着時と避難者治療終了後の2回声をおかけしましたが、要望はありませんでした。
・体育館内はかなり蒸し暑いです。飲み物やタオルは必携です。

<全体状況>
・目に見えて変化は無いのですが、夜間でも閑散としている感じでした。
・19時まで坂東市のカイロの先生が入っていました。
・隣にブース設営していた柔整師の先生は9/22で撤収となりました。前日にご自分が診た患者さんが受診時に 医療情報を提供してくれたり、9/23の災プロ活動時間を患者さんに伝えてくれたり、協力してくれました。
 
・体育館内にある茨城県ボランティアセンターに挨拶に行きました。
 SW終盤、疲労は著しく見受けられました。

【2015年9月21日】

 

<参加者>参加者 6名

 
<患者数>
・石下総合体育館 13名(うちブラジル人7名〜大人4名子供3名 職員1名)
・常総市役所(茨城県鍼灸師会の活動を支援) 6名(職員)

<全体スケジュール>
12:00 新宿出発
14:00 つくばみらい市総合運動公園 茨城県鍼灸師会活動テント訪問
15:00 トヨタレンタカー守谷店にてレンタカー調達(事前予約済み)
15:30 守谷駅にて2名合流
16:30 石下総合体育館着 設営開始
17:00~21:30 ベッド2台で12名治療
※この間、18:30に2名を常総市役所に派遣。
21:30 撤収開始
22:00 2名、帰路につく
22:25 職員1名治療開始
22:50 治療終了
23:00   2名撤収

 

<道路状況とアクセス>
・水害そのものによる交通規制はごく一部ありますが、ほぼ解除されています。
アクセスに心配はいりませんが、さまざまな復旧工事の関係で一時的規制がかかる可能性はあります。

 

・石下総合体育館の入り口が少し分かりづらいかも知れません。南北いずれから来ても、
目印はヤマザキデイリーマートの看板です。南から来たらデイリーマートの手前の、北から来たらすぐ先の角を曲がると、目の前です。

・敷地入り口でボランティアスタッフに止められますが、目的を伝えれば大丈夫です。

<買い物>

・アクセス途中に複数のコンビニがあります。平常営業中です。

<石下体育館状況>
・避難者数は156名となっていますが、19日と比べても閑散とした印象を受けます。

 

・ブラジルの子供達は肩こりなど身体の不調がある子もいますが、好奇心と日常に無い刺激(?)を求めての受診、という面もありそうです。のびのびと遊べる環境ではないので、ストレスはあると思います。

・常総市は避難所統合の方向で調整している模様。統合となると、石下地区近隣の避難者はすべてここに集められるとのこと。行政次第ですが、今後一気に避難者数が増える可能性があります。
  

<医療連携>
・再診のTIA疑いの患者さんの異変をO先生が見抜き、日赤救護チームに送りました。

・呼び止められてブラジル人避難者の咽頭痛、咳嗽、鼻汁の相談を受け、保健チームに送りました。

 

 

【2015年9月19日】

石下総合体育館にて、下記のように活動してきました。

 

<人員>

4名

 

<スケジュール>
11:00 調布IC発(シルバーウィークによる大渋滞)
13:45 石下総合体育館着、責任者や保健師など各方面へ挨拶
14:10 治療所設営開始
15:00 ラジオ体操
15:30 設営完了、waiting
17:00~18:00 ベッド2台で6名治療
18:00~18:45 避難所夕食
18:45~21:00 3名治療
22:00 消灯後、避難所運営の職員治療
23:00 撤収
23:15 石下総合体育館発 途中、夕食
25:15 調布IC着

災害策本部が最もしんどそうなので、入れたら喜ばれるだろうと感じられました。
「災対に行くと、ピリピリしてて話がしにくい」と避難所運営にあたる職員の方が言っていました。

<他の医療職との連携>
9/18時点で
・保健師常駐
・夜間が看護師協会が駐在
・日中は午前と午後2時間ずつ日赤の医師が駐在

・保健師さんへ血圧・体温の報告、TIA疑いの方の報告

という状況です。
 
 
<伝達事項>
・日中は外に出ている人が多い
・活動は夕方からなので、東京近辺在住であれば、午前治療してから出発、で間に合います。
・職員さんが非常に疲弊しています
・避難者の方々は、外国人(16名)車を運転できない高齢者など社会的弱者が多いという印象でした。
・マスク、スリッパがあると良い
・体重計がほしいとの声があった
・9/20は避難者162名(うち外国人15名)ブラジル人の多い地域で、

 ポルトガル語が話せると喜ばれます。通訳ボランティアも時々いるそうです。
・カルテにface scaleを導入し、治療効果がはっきり示されるようにしました。



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