※印がついている質問の回答は、活動時期によって内容が変動いたします。
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Q:なかなか現地に足を運べないのですが、何かお手伝いをすることは可能でしょうか?
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A:災プロでは、活動資金への募金をお願いしております。“募金について”ページをご参照ください。 また、事務・経理・WEB関連など自宅でもできる裏方のお手伝いが可能のようでしたら、災プロの運営スタッフとして後方支援を行って頂ければと思います。ぜひお申し込みください。
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Q:鍼灸師ですが按摩マッサージの資格を持っていません。応募できませんか?
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A:応募可能です。現場にはできるだけマッサージ資格を持つ方とセットで入ってもらっていますので、マッサージ師にご依頼ください。マッサージ師がいない場合や手がふさがっている状況でマッサージを求められた場合は、接触鍼や散鍼で対応しその前後の揉撚をしっかり行って頂ければと思います。
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Q:学生なのですが、何かできることはありますか?
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A:自動車免許を持たない施術者を駅まで車で迎えに行くことや、事務作業その他、活動を円滑にし、受療者の方々により良く過ごして頂くためのお手伝いをお願いしています。ボランティアは「指示を待たず、自分で仕事を探して適宜動いてくださる方」が求められます。学生ならではの視点もあると思いますので、ぜひご協力ください。
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Q:新卒で臨床経験が少ないのですが、何かお役に立てますか?
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A:問診や血圧測定、掃除、お待ちになっている方々への声掛け、記録、洗濯その他、施術以外にも現場でできることはたくさんあります。施術をして頂くこともありますが、臨床経験豊富な先生が同じ場にいます。どうぞ安心してご参加ください。
Q:医療職ですが鍼灸マッサージ師ではありません。現場でお役に立てますか?
A:実際に医師などの医療職の方が災プロの現場で活躍されました。医療職目線での問診や声かけ、記録等できることがたくさんあります。ぜひその旨を記載してお申し込みください。
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Q:活動日程の希望を出しましたが、希望に沿って日程を調整してくれるのでしょうか?
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A:ご希望の日程の範囲内におさまるよう、できるだけ調整するようにしております。ただ、現地の状況は刻一刻と変化しております。活動が急に中止となったり、日程変更のご相談をさせていただくこともあるかもしれませんが、ご理解頂ければ幸いです。
Q:活動決定日に○の付いていない日以外は申し込めないですか?
A:○の付いていない日は災プロのスタッフが現地不在の日です。現地での動き方や説明、危険な場所の回避、避難所管理者へのご挨拶なども出来ない為お一人で動いていただくことは出来ない日となっております。
Q:○の付いている日は全日申し込む必要がありますか?
A:いいえ、必ずしもその必要はありません。申し込みフォームよりご自身のご都合をお知らせください。ただし、助成金から交通費を支給するために、滞在期間の長い方を優先しております。
Q:日帰りでもボランティアの申し込みは可能ですか?
A:基本的に長く現地滞在できる方を優先してお受けしておりますが、可能な限り前泊をしていただき、活動当日の朝のミーティングに参加していただけるよう調整を必須としております。
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Q:長期のボランティア活動は可能ですか?
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A:可能ですが、3~4日に1日はお休みを取られてください。支援現場に入ると、ご自身の疲労に気が付かないことがあります。質の高い治療を行うためには休養も大切です。
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Q:余震等、二次災害の危険はどのくらいありますか?
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A:予測は困難です。そのような環境の中で生活していらっしゃる方々のための活動であることをご理解いただき、自己の責任にて現地入りをご準備ください。
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Q:水道は使えますか?
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A:七尾市では2月19日現在、いまだ断水している地域は多く残るものの、地元の方々の工夫により災プロの活動範囲においてお手洗いに困ることはありません。
(※活動時期によって回答が変動いたします)
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Q:テントの持参や車中泊を検討しています
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A:不可となります。宿泊場所は災プロが手配しますのでご安心ください。現地の方々へ最良の治療を提供するためにも、ご自身がきちんと休む必要のあることをご理解ください。
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Q:現地での宿泊先は、自分で手配するのでしょうか?
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A:宿泊先につきましては、スタッフが活動場所に合わせて手配します。詳細は申し込み後に直接ご連絡いたします。
(※活動時期によって回答が変動いたします)
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Q:宿泊場所はどのようなところでしょうか?
A:基本的に一人一室のアクセスのよいビジネスホテルで、これまでの女性の参加者の方々
にも満足して頂いております。
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Q:お店は開いていますか?現地での飲食物の確保はできますか?
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A:七尾市における災プロの活動範囲では、コンビニはもちろん、個人商店も開いております。詳細については、現地の関連情報やリアルタイムの活動報告をご確認ください。
(※活動時期によって回答が変動いたします)
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Q:現地での1日のスケジュールはどうなってますか?
A:基本的に施術活動を実施する時間は10:00~16:00を設定しています。合間にお昼休みや
休憩もしっかりお取りいただきます。そして前後1時間程度を挨拶・準備・打ち合わせ・
後片付け等の作業に設けて、無理のないように現地リーダーがスケジューリングします。
現地での1日のスケジュールもご参考ください。
(※活動時期によって回答が変動いたします)
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Q:なぜ血圧や体温の測定をするのですか?
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A:施術をして、喜ばれる。それだけでも尊いことです。ただ、わずか数日間の滞在のボランティアであっても、医療職である以上、そこで暮らす被災者の方々の数十日、それ以上の生活を考える視野が必要です。患者がどんな訴えを持っていたか、バイタルがどんな数値であったかを、被災者の健康管理を任務とする避難所保健師さんや、その他担当部署へ報告することで、私たちは施術のみならず、長期的な健康管理にも寄与できます。
血圧や体温は他の医療職との共通用語ですから、報告先を持つきっかけにもなります。
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Q:なぜ報告をするのですか?
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A:報告は災プロ内ではもちろん、現場の他の医療職へも行います。例えば保健師さんと連携がとれていれば、患者さんの異常を発見した場合に速やかに医療機関へつなぐことができます。その場限りの施術にとどまらず、長期的な健康管理にも寄与できるのです。
また、こころのケアチームとの連携がとれていれば、明らかな精神症状など、対応に苦慮するケースに出会った場合、施術者が一人で抱え込まずに済みます。このように、受療された方へ最善の選択肢を提供することができます。
Q:鍼灸施術の方法に決まりはありますか?
A:消毒の徹底およびディスポ鍼使用のみお願いしておりますが、普段通りの治療を行って頂くことが最も安全であることから施術に関しては各施術者にお任せしています。鍼をたくさん打ってほしい、鍼は打ってほしくない等、ご要望があった場合は、ドーゼオーバーが起こりやすい環境であることに留意頂きつつ、状況を見てご判断ください。お灸に関しては現場により使えないことがあります。現場リーダーにご確認下さい。
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Q:なぜカルテを書くのですか?
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A:例えば咳の出る患者さんは多いですが、発症後 2~3 日なのか、2 週間以上続いているのかで対応は異なります(2週間を越える咳は肺結核などの恐れもあるのです)
。また、2011年の活動時の患者さんの中には肝炎キャリアの方も報告されていますが、患者さんは施術者が変わるたびにその事実を報告してくれるとは限りません。その点、こういった情報がカルテにより申し送りされていくことで、私たち施術者の安全も確保されます。
なお、流派によって異なるような表記は省き、一般的・具体的な症状を短く明記します。ある期間、数名の施術者を経ても症状が改善されておらず、むしろ長期的に悪化しているような場合、すぐに保健師または担当部署へ報告しましょう。
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Q:現地で困ったことが起こった場合、どこに相談すればよいですか?
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A:共に活動する現地リーダーが相談にのります。少しでも困ったこと、気になることがありましたらご自身お一人で解決しようとせず、必ずご相談ください。また、後方支援室の方でも相談にのりますが、現地にいるわけではないため、タイムリーな現地状況や細かな質問にお答えしかねる場合がほとんどです。できるだけご自身で現地の状況を把握するようにしていただきますよう、お願い致します。
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Q:医療事故が起こった場合はどうなるのでしょうか?
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A:施術事故賠償責任保険の加入の有無にかかわらず、施術時の事故については、
施術した本人に責任を負っていたただきます。施術事故に関しましては通常、それぞれの加入されている賠償保険が適応されますが、ご自身が加入されている賠償保険がボランティア活動中の施術事故を補償するかどうか、必ずご確認くださいますようお願い致します。なお、これまでの活動で重大な事故は起こっていませんが、実際のインシデントについてはガイドラインのインシデントマニュアルに防止策を含め全て報告しておりますので、必ずご確認ください。