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活動の終了予定について

災プロでは、新たなボランティアの募集を9月20日で終了、派遣を9月30日で終了することを8月21日の会議にて正式に決定致しました。

10月1日以降は、後方支援スタッフ及び9月20日までの登録者により、

被災地からの完全撤収を視野に入れた活動を行って参ります。

マニュアルにもありますように、災プロの活動場所は主に避難所と役場内でした。

現在、多くの避難所が閉鎖となってきたこと、行政職員の休みが増えたことから、被災地支援における災プロの役割は一段落したと考えられます。

無論、仮設住宅への入居=ゴールではありません。

報道にもありますように、阪神大震災における仮設住宅の問題を繰り返さないためのあらゆる方策が必要であり、ここにおいても、例えば訪問マッサージの形態などを通して鍼灸師・マッサージ師の果たせる役割は大きいでしょう。

患者さんを紹介すべき地元鍼灸師が不在の南三陸町では既に仮設住宅の集会場における治療活動も始まっております。

大切な方を亡くされた方、安らぐ場所を失った方へどこまでも寄りそい、できる限りの支援を続けたい気持ちは後方支援一同、変わりません。

しかしながら、3月末より走り続けてきた私たちが何より大切にしてきたことの一つに「現地からの撤収方法」があり、避難所における支援を主としてきた私たちがこれまでと同様、できるだけ現地に負担をかけずに撤収を行うタイミングは今であると判断しました。

9月末まではこれまで通りの支援を行い、10月以降も小規模支援を繰り返して参ります。

今後とも、皆さまの温かい見守りと、熱意あるご参加を、どうぞよろしくお願い申し上げます。