5月13日より継続している熊本県西原村での支援活動ですが、現地の状況を踏まえて、8月1日を以て終了することと決定しました。
理由といたしまして
1、仮設住宅への入居完了予定
7月8日発行の西原村広報号外にて告知されています通り
村内の仮設住宅が完成し、7月末には入居が完了する見込みとなりました。
もちろん、仮設住宅入居は復興の通過点に過ぎず、まだ必要な種類の支援はあります。
それでも、被災された方々の自立が進む中、これに協力させていただくには、
外部からの支援者である私たちによる継続的支援は終了する時期と判断致しました。
2、避難所の環境
慢性期に入り、再受診も多くなっています。
地元や周囲自治体の医療機関への受診継続の予定がたっている患者さんがほとんどとなりました。この点でも、継続的な支援は不要と感じられました。
3、地元の鍼灸マッサージ治療院
現在、西原村には、私たちが調査した限り、協働しております「からだ学集塾」様の1軒のみが開院しております。災プロが活動を続けることで増えていく鍼灸受療希望者が、もしもこの後を引き継いでくださる地元の鍼灸マッサージ施術のキャパシティを越えた場合、過度な支援となる可能性が高いため、避けるべきと判断しました。
以上、医療・社会的観点から、8月1日での活動終了を決定致しました。
最後まで丁寧に活動して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。
なお、これらは外部からのボランティアで、また特定の医療業種による支援を行っている私たちの撤収基準であり、今後も活動を続けていかれる地元ボランティアや、他業種の基準とは異なることをご理解いただければ幸いです。