※以下は2011年の東日本大震災時の活動に関する記録内容です。
状況は異なりますが、参考となれば幸いです。
※「災害鍼灸マッサージプロジェクト」による東日本大震災被災地へのボランティア活動は、
2011年12月6日をもちまして、終了いたしました。
多くのみなさまのご協力、ご支援、誠にありがとうございました。
登録を終え、現地へ向かわれる方への大切なご案内に
なります。必ずご覧下さい。
http://www.human-world.co.jp/
ヒューマンワールド社HPの週刊あはきワールドへ、災害鍼灸マッサージプロジェクトの活動マニュアルを掲載させて頂いております。
※現在、週刊あはきワールドには活動マニュアルは掲載されておりません。当HP内、“活動マニュアル”ページよりご参照下さい。
http://p.tl/YAm_
こちらも出発前にご一読ください。
先日、現地での治療を受けられた方より、活動中において鍼を残したまま治療を終え、お帰ししてしまうという抜鍼事故のご報告をいただきました。
実際に被害に遭われた患者さま並びに現地で災プロの活動にご尽力いただいている関係者のみなさまにも多大なご迷惑をお掛けしたことを心よりお詫びいたします。
幸いにも事故後、特に後遺症もなく過ごされていらっしゃるとのご報告をいただいております。
災プロではこの事実を重大に受け止め、今後、このような事故が2度と起こらぬよう施術中の事故に関しての対応マニュアルを作成いたしました。また現地入りする治療家向けのマニュアルにもすでに追加済みです。
現地入りされるみなさまはぜひ、現地に向かわれる前に必ずご一読下さいますようお願いいたします。
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鍼灸師あんまマッサージ師のように専門技術で活動する場合、現地で加入するボランティア保険の内容で全てをカバーすることはできません。
被災者、職員への無料治療活動はあくまでも「本業」として活動していることになります。
参加される方は、ご自身の所属する師会の保険にきちんと加入しているかどうか、ご確認ください。
被災地での施術上の事故などは、本業としての賠償責任保険により補償されます。
一方で、治療活動以外の部分(天災危険補償特約など)はボランティア保険が適応されます。
つまり、
・治療活動
→ それぞれ加入している通常の賠償責任保険
・活動以外の現地での生活
→ 現地ボランティアセンターで加入するボランティア保険(★1)
の二つの保険で、今回の治療ボランティアの活動はカバーされます。
どちらにも加入して頂くよう、お願い申しあげます。
詳細、不明点はそれぞれ加入している保険会社にお問い合わせください。
なお、その他事故等の責任は、当団体では負いかねますので、各自、自己責任の下、現地入りをお願いします。ご理解いただければ幸いです。
★1 ボランティア保険について
初めて現地へ向かわれる方は登録が必要です。
【方法その1】参加者が現地災害ボランティアセンターにて、直接加入手続きをしてください。
その際加入者カードを受け取ってください。現地で加入する場合加入料はかかりませんが、加入した県内のみ保険適用となります。
【方法その2】現地へ行く前に、お住まいの近くにある社会福祉協議会で、ボランティア保険の加入手続きをしてください。
●保険の種類は手続きする場所によりますがいくつかあり、各々登録料はかかります。
この場合、現地までの往路から保険対象になります。
●「天災付」にすると地震・津波等も対象になりますので推奨しますが、若干高めの
保険になるようです。
本プロジェクトメンバーが、南三陸町での活動にあたって実際に、災害派遣等従事車両申請を行った手順をご紹介いたします。なお、この情報は6/29日現在のもので、状況は刻々と変化しております。後方支援室応募担当者からの連絡で現地活動の日程と活動場所が決定したら、なるべく早い時点での手続きをお願いいたします。
【南三陸町ボランティアセンター(以下VC)に電話連絡】
南三陸町ボランティアセンター(以下、VC) へ電話します。(本来は事前に現地VC発行の要望書が必要ですが、南三陸町の場合は省略しています)
※南三陸町ボランティアセンター
tel;0226-46-4088/080-2055-1066 / 080-2055-0878
<伝達事項>
<注意事項>
【最寄りの行政機関(市役所など)総務課での申請手続き】
1.事前に調べておくこと
2.用意するもの
3.ボランティアの活動場所、期間の確認後、渡される申請書類(※参考資料あり)に記入します
4.手続き窓口から南三陸町VCへ書類省略の電話確認
確認後、申請手続の後に証明書が2枚発行されます(その際、通行する高速道路にて
発行された証明書を見せるよう、説明を受けます)。
なお、ご不明な点があれば、直接南三陸町のボランティアセンターまたは地元の行政機関へ、お問い合わせください。
【その他注意事項】
【手続き後現地入り前に(お願い)】
参考資料:
災害派遣等従事車両証明の申請書.pdf
災害派遣従事車両証明書1.pdf
四谷左門町鍼灸院 中野朋儀先生、伊藤京子先生より、ボランティアに参加の際の高速道路料金を免除してもらえる方法についてのご報告をいただきました。現時点(6/30)では、災害鍼灸マッサージプロジェクトの活動拠点は南三陸町のみですが、ご参考までに掲載させて頂きました。
以下のように、石巻市へのボランティアに参加された際の手順でご報告いただいております。実際に現地に向かわれる方は事前に以下の情報をご確認のうえ、手続きしてください。
● 行き先のボランティアセンターの連絡先
(→ご自身の行き先のボランティアセンターのご連絡先となります。)
●ご自身がお住まいの行政機関での手続きの方法
【石巻市へボランティアに行く場合の申請手順】
1.石巻ボランティアセンターに災害ボランティアに行く旨を伝え、高速道路通行料金免除証明書に関する要望書の発行を要請する為の承認(口頭)を得る。ボランティアに行く代表者氏名と日にちを担当者に控えてもらう。
2.宮城県ボランティアセンター(tel:022-266-3952)に高速道路通行料金免除証明書の為の承認書の申請(書類1※下記参照)をする。その際に、電話で活動地域のボランティアセンター承認済である旨を伝えた上、宮城県ボランティアセンターにFAXで申請書(書類1)を送る。
*申請書(書類1)は宮城県ボランティアセンターからFAXしてもらう。
3.宮城県ボランティアセンターから、後日承認書(書類2)がFAXで送られてくる。
4.各都道府県の行政(今回は新宿区役所)へ承認書(書類2)と新宿区役所でもらう申請書(書類3※下記参照)を提出する。
5.申請後、災害派遣等従事車両証明書が発行される。(新宿区は申請の翌日発行される)
各インターチェンジ間の車両証明書が発行される。
※(書類1)道路名及び区間入口出口のみ記入。
(書類3)予定区間と高速道路名を全て記入する。
※記入例 (書類3)
予定区間
戸塚→保土ヶ谷 横浜新道
保土ヶ谷→葛西JCT 首都高速
葛西JCT→川口JCT 首都高速
川口JCT石巻河南 東北自動車道
以上です。
【活動資金補助に関して】
※8月1日以降の南三陸町での活動の際には、宿泊費および交通費を当プロジェクトで全額負担することとなりました。詳細は、当HP内の“代表から”ページの最上部「活動費補助について」をご参照下さい。
仕事を休んで現地へ向かわれるみなさまに、集まった募金の中から、少しでも補助を提供したいと考えております。
医師や看護師、保健師など他の医療職は経済的基盤の上に「仕事」として現地で活動しています。(もちろんボランティアの方もいらっしゃいますが)
私たち鍼灸マッサージ業界も、ともすると治療責任の曖昧になりがちなボランティアではなく、
プロフェッショナルとしての人材を送り込むことができるという前例を作るべく、現地での、カルテ作
成のほか、後任への申し送り、他の医療職との連携体制を維持しつつ、募金の呼びかけを始めました。
しかしながら、どれほどの補助をだせるのか、現時点では不明です。
また、当HP内、「保険」の項目に記しましたように、現地での治療は本来「本業」となり、個々の活動に用いられた経費は個々の治療院の経費として落とせると考えられます。
そこで、個人事業主、経営者の方は、交通費や宿の領収書をご自分の名前で発行していただき、
活動終了後、清算の段階で調整しようと思います。
それ以外の方は「災害鍼灸マッサージプロジェクト」の名前で領収書を発行してもらい、
各自保管しておいてください。
なお、物品に関して、当団体から直接購入を依頼した以外のもの(個々が使うディスポ鍼や消毒綿花など)は全て自前となります。ご了承ください。
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